Thursday, November 09, 2006

行政書士とは

稼げる資格というイメージのある行政書士ですが、行政書士ってよく聞きますが行政書士とは実際どんな仕事をするのでしょうかね?そして、どうしたら行政書士になれるのでしょうか?という事で行政書士について少し調べてみました。

行政書士とは、行政書士法に定められた国家資格(を取得した者)で、官公署に提出する書類作成・手続きのスペシャリストの事です。行政に提出する書類といえば、建設業許可申請など許認可にかかる申請書類があげられますね。

書類と言っても、なかなか行政に提出する書類というのは、面倒だったり複雑だったりしている部分がありますから、その面倒な部分を、行政書士が橋渡しをしてくれるというイメージでしょうね。

それと行政書士は、行政手続きに限らず、権利義務または事実証明に関する書類の作成もできるんです。売買契約書、賃貸借契約書、遺言書や定款、あるいは実地調査に基づく図面、内容証明書、商業帳簿、財務諸表、履歴書など、作成できる書類は数千種類もあります。

行政書士になるには、行政書士試験に合格して、行政書士の資格を取得する必要があります。受験資格に制限はありません。しかし資格をもっているだけでは、即、独立開業とはできないんですね。弁護士や税理士等の「独占業務」となっている分野で「限界」があることと、また顧客を開拓していかねばならないという営業能力も事実上必要となってくるからだそうです。

行政書士の相手先が官公庁というのは、実はありがたい存在。なぜならお役所にとっても書類は整ってなくてはならないもの。ですから、彼らはきけば丁寧に教えてくれるのです。遠慮なくきいてどんどん実地で覚えていく、という姿勢が一番だと思います。